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抗議老人が轢死 警察300人が遺体を奪う

2014年12月01日

 

【新唐人2014年12月01日】11月24日朝、広東省高要市白諸鎮下坡村の採石場で、村民数人が横断幕を掲げて、砂利を運ぶ工事車両を阻止しようとしたところ、車両が突然発進し、村民らを轢きました。82歳の区来福(く らいふく)さんが頭部を轢かれ、即死しました。25日午後3時過ぎ、事故現場に300人以上の特殊警察が現れ、区さんの遺体を奪い、運び去りました。

 

村民によると、2012年、前任の村長が村民の同意を得ないまま、採石場のオーナーと勝手に10年契約を結び、採石場の土地を貸し出し、私腹を肥やしました。それ以来、村民らはずっと抗議を続けています。採石場の作業員との間で、何度も衝突事件が起きています。

 

白諸鎮村民 廖さん

「不満を持った村民が車を止めたと思われます。 車が80歳の老人をひき殺しました。ここの官僚は皆 金をもらっているので、何をしても無駄です」

 

村民によると、採石場オーナーと地元官僚は結託しており、地元メディアも揃って沈黙しています。警察は事件を一般的な交通事故と位置付けたため、村民の強い反発を招いています。村民らは、加害者が故意に村民をひき殺したと考えています。

 

白諸鎮村民 廖さん

「メディアに電話しても通じません、全部止められています。金で買収されたと思います」

 

地元村民によると、事故現場にある唯一の監視カメラがとらえた映像は、証拠として警察に回収されました。現在ネット上で伝えられている映像は加工処理されたもので、一部がカットされています。記者が地元派出所に電話で問い合わせましたが、つながりませんでした。

 

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/11/27/a1157258.html (中国語) 

(翻訳/赤平 ナレーター/村上 映像編集/李)

                                                                                                                  

 

 

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